海事代理士の印鑑

海事代理士の印鑑

海事代理士は船舶の登記・登録、検査申請などの書類作成代理などを業務としており、印鑑を使用する頻度もとても多い職業です。

この印鑑には個人印鑑や法人印鑑とは異なる先生印(資格印、職印)という固有の印鑑を使用します。これはその名称の通り海事代理士などのいわゆる士業の方が用いる印鑑のことです。

印鑑の作成について

海事代理士の刻印には「海事代理士」という資格名と名称が記されており、基本的には右から資格名、氏名、印として構成がされています。といってもこれは基本のパターンであり、オーダーメイドで位置を変えることも可能です。

印鑑の出来上がりは資格名・氏名の文字数によって異なりますので、注文の際は印字の配置のバランスに注意しましょう。

海事代理士に限らず、一般的に士業の先生印としては丸印と角印の2種類を用意します。丸印は契約書などの重要な書類に用い、角印は請求書や領収書といった普段の日常業務で使う書類に用います。

大場
大場

海事代理士の場合、海事代理士として登録するときに職印をいっしょに地方運輸局に登録するわけですが、とくにこの丸印・角印に関する規定はなく個人の実印でも構いません。しかし普通は流用はせず職印を作るのが普通ですね。どちらを作成するかは好みによるところです。

実際に注文する際にはこの2つのバランス、サイズを考慮しましょう。実際の利用については場面ごとの使い分けさえ理解しておけば他の印鑑との目立った違いはありません。

※ 印鑑の資格と名前の配置や、「之印」を入れてはいけないなどの決まりがある場合がございますので、
作成前に所属している団体に事前に必ずご確認することをお奨めいたいます。