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土地家屋調査士の印鑑

土地家屋調査士として業務を始めると、登記申請や各種図面・調査報告、契約関連の書類などで印鑑を押す場面が頻繁に出てきます。ここで用いるのは、一般的な個人の実印・銀行印・認印とは少し性格が異なる、いわゆる先生印(資格印・職印)です。
資格や職務を示すための専用の印で、書類の信頼性や作成主体の明確化に役立ちます。この記事では、初めての方でもわかりやすいように、土地家屋調査士の印鑑の基本、作成のポイント、選び方、運用上の注意までを丁寧に解説します。
印鑑の作成について

一般的に士業の先生印としては丸印と角印の2種類を用意します。丸印は契約書などの重要な書類に用い、角印は請求書や領収書といった普段の日常業務で使う書類に用います。一級建築士の場合は角印を用いることが多いようで、2つ作るかどうかは人それぞれです。
どちらを何本用意するかは業務の範囲や書類の運用方針によって異なりますが、丸印1本+角印1本からスタートすると、ほとんどの場面を無理なくカバーできます。
レイアウトは見やすさと規定適合が何より重要です。よくある基本の配置として、外周(外枠)に「土地家屋調査士」を配置し、中央に氏名、その下部に「印」を据える形があります。文字の大小やバランスは、押印したときの判読性に直結します。姓名の文字数が多い場合は、文字を詰めすぎず、行間や字間に余裕を持たせるのがポイントです。縦書き・横書きは所属会の方針や使用書式との相性も考え、押印先の様式に合う向きを選びましょう。

所属会の規程を確認し、表記ルールやサイズ、向き、記号(「之印」など)の扱いを把握しましょう。業務フローを整理し、契約種類や提出先、捺印欄のサイズを洗い出して丸印・角印の必要本数を決定します。氏名の漢字や字体、スペースや中点の有無を戸籍や登録情報に基づいて確定し、保管計画も整えておくことが重要です。
サイズ
丸印は直径18mm〜21mm程度、角印は21mm〜24mm程度がよく選ばれます。契約書では丸印の視認性が重視されるため、少し大きめのサイズを選ぶ方もいます。一方、請求書や領収書に用いる角印は、枠内に資格名・氏名をすっきり収められるサイズが扱いやすいでしょう。既存の書類の捺印欄の大きさも確認し、枠からはみ出さないサイズを選ぶのがコツです。
書体
書体は印象と判読性のバランスで選びます。篆書体は格調高く伝統的な雰囲気があり、古印体は落ち着いた風合いで読みやすさにも配慮されています。行書体や楷書体は柔らかさや端正さがあり、ビジネス文書にもなじみやすい書体です。どの書体が絶対的に優れているというものではないため、業務上の場面や好み、所属会の指針を踏まえて選択しましょう。氏名に旧字体や異体字を使う場合は、注文時に正確な表記を伝えることが大切です。
※ 印鑑の資格と名前の配置や、「之印」を入れてはいけないなどの決まりがある場合がございますので、作成前に所属している団体に事前に必ずご確認することをお奨めいたいます。
まとめ
土地家屋調査士の先生印は、資格名と氏名を組み合わせた業務用の印です。丸印は重要書類、角印は日常文書で使う場面が多いです。レイアウトは所属会の規程に適合させ、判読性を重視しましょう。サイズ、書体、材質は使用環境や好みに合わせて選びます。保管と紛失時の対応ルールを事前に整えると安心です。
印鑑の匠では、様々なサイズや印材で先生印・職印を角印、丸印ともに豊富に取り揃えており、画面上の入力で印影のプレビューもご提供させていただいております。作成の前にぜひご覧ください。





