目次 ▲
税理士の印鑑
税理士は個人や法人の税務に関する業務を行う国家資格で、財務書類の作成や帳簿基調代行などの書類作成業務の際に印鑑を頻繁に使用します。
税理士の職印の作成は義務ではないのでいわゆる「三文判」でも仕事はできるのですが、やはりちゃんとしたものを作りたいという税理士の方も多くおられ、行政書士や司法書士が利用するような先生印を作成する場合もよくあります。先生印は資格印、職印とも呼びますが、その名の通り税理士などのいわゆる士業の方が用いる印鑑のことです。
税理士印の基本デザイン
税理士印は、一般的に「資格名」「氏名」「印」という文字を刻むパターンが多く見られます。例えば、右から資格名、氏名、印という並びです。ただし、これは必ずしも固定ではなく、オーダーメイドで配置を変更することも可能です。資格名や氏名の文字数によって、印鑑の仕上がりやバランスが変わるため、注文時にはしっかり確認しましょう。
印鑑の出来上がりは資格名・氏名の文字数によって異なります。注文の際は印字の配置のバランスに注意しましょう。
税理士に限らず、一般的に士業の先生印としては丸印と角印の２種類を用意します。丸印は契約書などの重要な書類に、角印は請求書や領収書といった普段の日常業務にといった使い分けをします。しかし税理士の場合は必須ではないため片方だけ用意するというケースも見られます。業務内容や使用頻度に応じて選ぶのがポイントです。
※ 印鑑の資格と名前の配置や、「之印」を入れてはいけないなどの決まりがある場合がございますので、作成前に所属している団体に事前に必ずご確認することをお奨めいたいます。
素材やサイズの選び方
税理士印の素材には、木材、牛角、チタンなどさまざまな種類があります。耐久性や質感、価格帯が異なるため、自分のスタイルや予算に合わせて選びましょう。サイズは一般的に16.5mmや18mmがよく使われますが、資格名や氏名の文字数によって適切なサイズが変わります。
まとめ
税理士印は法律で義務付けられているわけではありませんが、業務の信頼性を高めるために多くの税理士が作成しています。丸印と角印の使い分けや、素材・サイズの選び方、所属団体のルール確認など、押さえておくべきポイントは意外と多いものです。自分に合った印鑑を選び、長く大切に使っていきましょう。
税理士印を作るなら、信頼できる専門店でのオーダーメイドがおすすめです。「印鑑の匠」では、資格印や職印の作成に対応しており、デザインや素材の選択肢も豊富です。オンラインで簡単に注文できるので、忙しい税理士の方にも便利です。
