10.登記簿謄本・印鑑証明書を受取る

登記申請後、1~2週間程度で登記が完了します。
申請時に窓口に完了予定日が掲示されているので、予定日に窓口に行って確認します。
間違いなどがあり、補正が必要な場合は、完了予定日に窓口で補正の確認ができます。

印鑑カードを請求する

印鑑届書によって登録した会社の実印の、印鑑カードを請求します。 請求用紙は法務局にありますので、会社の実印を持っていきましょう。

登記簿謄本や印鑑証明書はどこで取得できるのか

会社・法人の登記簿謄本は、商業・法人登記情報交換システムにより,最寄りの法務局から他の法務局管轄の会社・法人のものを取得することもできます。

なお,コンピュータで管理されていない登記簿の謄本・抄本については,会社等の本店又は支店の所在地を管轄する法務局でのみ取得することができます。

登記簿謄本て?

正しくは、「履歴事項全部証明書」といいます。
登記された会社の情報、例えば、商号、設立日、資本金、事業目的、代表者などが誰にでもわかるように公開されているものです。いわば、会社の身分証明書と言えます。
会社同士の取引や契約の際に、確認のため相手方に渡したり、銀行口座を作るとき、不動産を借りる時などに使用します。
また、許認可を必要とする業務を目的とする場合、登記された目的が許認可の要件に適合していないと、許認可がおりません。

印鑑証明書って?

個人でも車や家など大きな契約をするときには、実印と印鑑証明書が必要です。
会社の印鑑証明書も同様に考えて良いでしょう。銀行口座を開設する時などに使用します。
また、税務署、都税事務所(県税事務所)にも提出します。
印鑑証明書の取得には、印鑑カードの提示が必要です。

印鑑カードについて

印鑑証明書の交付を請求するには,事前に印鑑カードの交付を受ける必要があります。
印鑑カードの交付請求は,所定の申請書に,所要事項を記載し,法務局に提出している印鑑を押印して,法務局の窓口に提出してください。
代理人によって申請するときは,委任状の添付が必要になります。