オノオレカンバとは

リーズナブルで高級感のある素材

オノオレカンバは「斧折樺」と書き、この名は斧が折れるほど硬いという特徴に由来しています。成長が遅い分繊維が緻密で、そのキメの細かさと耐久性の高さ、滑りにくくさなどから印材としても人気のある素材です。

大場
大場

オノオレカンバは昔から「金のなる木」の別名があり縁起の良いものとされてきました。このため、実印や銀行印などに利用されることも多いですね。

保管法

耐久性に優れるオノオレカンバですが、長持ちさせるためには使い終わった後に必ず朱肉を拭きとって綺麗な状態で保管しましょう。押し印後にそのままで保管すると、素材に朱肉に含まれる油脂などの成分が染み込んでしまい、劣化しやすくなるからです。