破損した印鑑は使えません。
印鑑というものはその印影で使用者の同一性を証明するものであり、実印として登録する際にはその印影も登録されています。したがって、破損などにより印影が変化してしまった場合その印鑑は実印としては機能せず、効力がなくなってしまいます。したがって、破損した後も実印を使用したいのならば、新たに印鑑を登録しなおさねばなりません。
大場
同じ印鑑をもう一つ用意しようとすることは避けたほうが無難です!印影は唯一無二のものであるからこそ同一性の証明になるのであり、同じ印影でまた実印用の印鑑を作る事は偽造行為と取られる可能性もあるため印鑑制作の場面でも店に断られることが多いのです。
もう実印が必要ない場合は?
破損して使い物にならなくなったものの、今後実印を使う必要がすぐにはないというならばこの実印の登録を抹消してしまうという方法があります。