実印は一人に一つかならず持っているもの?用意するならどのタイミング?

大場
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実印は居住している市区町村自治体窓口において印鑑証明登録をして本人証明に用いられる印鑑ですが、それが必要なのは厳密な本人証明が必要な大きな取引契約があるときに限られます。不動産取引や自動車や保険などですね。

逆に言えばそれらの契約などが必要なければ、実印の存在そのものはそれが悪用のリスクにもつながることもあり、使わないぐらいなら持っていないほうがいいとも言えます。とくに用途もなく実印登録をし、それをそのまま宅配便の受け取りなど認印でいい場面で使うなどの行為はセキュリティ上オススメできません

このような観点から、実印は必要なときだけ作って印鑑証明登録を行い、不動産取引などそれを使う場面が終わったらただちに廃印(これも自治体窓口で行うことができます)してしまい、必要になったらまた用意するほうがよいという人もいます。

大場
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これはこれで一つの考え方なのですが、印鑑もタダではありませんし登録の手間を省きたいという人も多いでしょう。その場合は実印を安全な場所で管理し、人に貸したりすることのないように気をつける必要があります。

いずれにせよ、実印は日常生活を送る上で常に持ち続けていなければならないというものではありません。

個人印鑑1本セット
個人印鑑2本セット
個人印鑑3本セット