実印は、大切な契約や人生の節目で使う重要な印鑑です。
だからこそ、使わなくなった実印を「そのまま放置しておいていいの?」と不安に思う人は多いですよね。では、何をすることが必要なのでしょう?

結論から言うと、
まずは自治体で印鑑登録を廃止して、実印としての効力をなくすことが最優先です。
効力を持ったまま放置された実印を悪用され、重要契約などを勝手に行われるなどのリスクをなくすためです。
役所で「廃印手続き」を行う
使わなくなった実印を安全に処分するには、まず 印鑑登録を抹消する手続き(廃印) を行います。
手順はとてもシンプルです。
- 実印を登録している市区町村の窓口へ行く
- 印鑑登録廃止の手続き(廃印届)を提出する
- 手続き完了後、その印鑑は正式な「実印」として使えなくなる
廃印が終われば、たとえ印鑑自体が手元に残っていても悪用される危険性はほぼなくなります。
まずはこれだけやっておけば「セキュリティ上の心配」は解消できます。
それでも処分に迷う…という人のために
実印は、これまで重要な場面を一緒に歩んできた、自分の“分身”のような存在。
単に捨ててしまうのは、気持ちの面で抵抗を感じる人も多いでしょう。

そんな場合に行われているのが「供養」という考え方です。
供養には特別な決まりはありませんが、よくある方法としては次のようなものがあります。
- 印面の朱肉を丁寧にふき取る
- 半紙や白い布に包む
- 仏壇や神棚のそばにしばらく置いておく
- もしくは土に埋めて一年ほど置いておく(“気”を抜くという考え方)
- その後、焼却などで静かに処分する
宗教的な儀式というより、
「今までありがとう」という気持ちを込めて丁寧に手放すための、ひとつの方法です。
必ずしもやらなければならないものではありませんが、“重要な印鑑だったからこそ、丁寧にお別れしたい”という人にはぴったりです。
新しい実印が必要な場合は専門店に相談を
実印を処分すると同時に「新しい実印を作りたい」という人も多いです。
- 結婚や改姓
- 住所変更
- 印影を新しくしたい
- 大きな契約が控えている
など、理由はいろいろあります。
新しい実印を作るなら、素材やサイズ、刻印する名前など、相談できる専門店が安心です。
印鑑の匠では、実印の作り方の説明や豊富な素材から選ぶのに必要な情報もご提供し、長く使える一本の作成をアシストしております。
まとめ
実印の処分は、
- まず役所で廃印手続きを行い、効力を無くす
- 気持ちの面で気になるなら 供養の方法で丁寧に処分する
この2ステップで安心しておこなえます。

実印は大切な相棒だったからこそ、最後も納得のいく形で手放せると気持ちが楽になりますよ。
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