銀行印と実印と認印、同じものを使える?

銀行印と実印と認印の使い回しはOK?

重要契約などの際に本人証明として用いる実印、口座開設などに使う銀行印、郵便物の受け取りなど日常的に使う認印。これらを一つの印鑑で済ますことはできるでしょうか。

結論から言えば、それは可能です。実印として登録したものを銀行でも登録することはできますし、認印のようなカジュアルな印鑑には特に規定もありません。問題は可能かどうかではなく、それが望ましいことかどうかのほうにあります。

安全のためにも別々に作成しましょう

実印・銀行印・認印の中で、とくに悪用に気をつけなければならないのは実印です。実印は印鑑証明書とともに本人証明として利用するもので、不動産取引や自動車の売買など大きな取引で必要となるものであり、めったなことでは使用しない重用な印鑑です。印影が流出しないよう注意する必要があります。一方銀行印は頻繁に使用する印鑑であり、兼用は望ましくありません。

銀行印・実印・認印は別々に作成するのが安全といえるでしょう。

個人印鑑1本セット
個人印鑑2本セット
個人印鑑3本セット